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体への負担が軽い硬化療法

下肢静脈瘤の硬化療法は、空気を混ぜた泡(フォーム)状の薬剤を使用するため、フォーム硬化療法とも呼ばれています。病気になった静脈をつぶし、血液を流れなくすることで、静脈は段々と身体に吸収されて小さくなります。静脈は内皮によって血液が固まらないようになっていますが、薬剤を注入し内皮を傷をつけると血液が固まり、静脈がふさがります。ふさがった静脈はしこりのように硬くなり、炎症が起こるため皮膚は茶色くなります。しこりは半年くらいで自然と吸収されなくなり、色素沈着は1年から2年で徐々に薄くなります。硬化療法は麻酔も使わず体への負担が軽い治療法ですが、きれいに治るまで時間がかかります。


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