アーカイブ

カテゴリー

高位結紮術は再発しやすい

高位結紮術(こういけっさいじゅつ)は足の付け根で静脈を縛る手術で、以前は日帰り手術として良く行われていました。しかし、時間が経つと残っている太ももの静脈が原因となって再発しやすく、10年で37~56パーセントの再発がおこるという報告もあります。以前は、再発を防ぐために足のつけ根だけでなく太ももの静脈を何カ所かしばったり、硬化療法を同時に行ったりしていました。現在では局所麻酔のストリッピング手術が日帰りで行えるようになり、血管内治療も進歩しているため、再発の多い高位結紮術はあまり行われなくなりました。


pagetop