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下肢静脈瘤によるうっ滞性潰瘍治療は外来で

下肢静脈瘤が原因で起こるうっ滞性潰瘍の治療は、従来は長い間入院が必要であり、植皮手術が行われる場合もありました。しかし、現在はうっ滞性潰瘍のほとんどは外来で治療できますので、仕事や日常生活に支障をきたさずに、何年も悩まされ続けていた潰瘍を治すことができます。
うっ滞性潰瘍の治療は、潰瘍そのものの治療と下肢静脈瘤の治療を行います。潰瘍に対しては、従来行なわれていた消毒や軟膏治療ではなく、水道水による洗浄と弾性包帯やストッキングによる圧迫療法を行います。下肢静脈瘤に対してはレーザーや高周波による日帰りの血管内焼灼術を行います。ご高齢の方の場合はより負担の少ないフォーム硬化療法という静脈瘤内に薬剤を注入し血管をふさぐ治療法を行う場合もあります。下肢静脈瘤によるうっ滞性潰瘍は外来で治せる時代になりましたので、お悩みの方はぜひ一度、専門医にご相談ください。


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