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股関節と足首の柔軟運動で下肢静脈瘤を改善

下肢静脈瘤の方は下半身の血流改善を

下肢静脈瘤の症状改善には下半身の静脈血の流れをよくすることが重要です。股関節や足首が硬くなっていると下半身の血流が滞りやすくなるため、セルフケアの一つとして、股関節や足首を柔らかくする運動をしましょう。下半身の血流促進、静脈血のうっ滞解消につながり、下肢静脈瘤の症状改善が期待できます。

股関節の柔軟性と血流の関係

股関節が硬いと関節の可動域が狭くなり自然と歩幅も狭くなります。本来なら歩く際には、太ももやふくらはぎの筋肉が使われ下半身の血流を促しますが、歩幅が狭いとそれらの筋肉が効率よく使われず、静脈血は流れにくくなり下半身に停滞してしまいます。それを防ぐためにも股関節の柔軟性は大切です。

足首は筋ポンプ作用と連動

第二の心臓と呼ばれているふくらはぎの筋肉には、下半身の静脈血を心臓へ戻す重要な役割があり、それは筋ポンプ作用と呼ばれています。足首はふくらはぎの筋肉の収縮・弛緩と連動しているため、足首を柔らかくする運動を行うと、ふくらはぎの筋肉が効率よく使われ筋ポンプ作用を高めます。下肢静脈瘤の症状でお悩みの方は、日常生活に股関節や足首の柔軟運動を取り入れたり、こまめに足首を動かし静脈血の流れを改善しましょう。


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