下肢静脈瘤診療における以前の医師の対応
下肢静脈瘤は命にかかわる重篤な疾患ではありません。ですから現在のように下肢静脈瘤の治療を行う医療機関が増える前は、受診の際に医師に素っ気ない対応をされた体験を持つ患者さんも少なくありません。足の重だるさやこむら返りなど、下肢静脈瘤のつらい症状で生活の質が落ちてしまうのに、患者さんに寄り添った対応がされていない時代もありました。
インターネットで探す?
最近は医療機関をインターネットで探す方が多いと思います。しかし、下肢静脈瘤専門を標榜していても、中には治療の実績が少ないところも混在しています。また、診断や治療の質も様々です。担当医の経歴や治療実績をチェックし、口コミを確認しても、本当の診療内容は中々わかりません。
信頼できる医師の探し方
かかりつけ医がいる方は、下肢静脈瘤に対応している医療機関を紹介してもらうのが一番信頼性が高いでしょう。また、下肢静脈瘤を治療した経験がある知人や友人からの情報も助けになります。信頼できる医師とは、診療時間を十分にとって患者さんの要望を聞き、それに応じた治療をしてくれること、治療内容の詳細をきちんと説明してくれること、そして、治療後もしっかりフォローしていることなどがあげられます。