~当院医師監修~
下肢静脈瘤のストリッピング手術とは、1から3cmの小さい傷から、ストリッパーという専用器具を使って足の静脈を抜き取る手術です。ストリッピング(stripping)は「はぎ取る、除去する」という意味であり、「静脈を抜き取る」と聞くと躊躇してしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、下肢静脈瘤でお悩みの方にとってTLA麻酔(局所麻酔)を使用した日帰りストリッピング手術は、痛みが少ないほか保険が適用になるなど、さまざまなメリットがある治療法です。手術の所要時間は平均50分という短時間の日帰り手術で、手術翌日から普段の生活に戻れるため、仕事や家事で忙しい方にも適しています。また、体への負担が少なく、ご高齢の方でも安心して受けることができます。