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硬化療法や血管内治療を受けられない場合

下肢静脈瘤の硬化療法や血管内治療は体への負担が少なく日帰りで治療できるため、ご高齢の方も安心して治療を受けることができます。ですが、これまで深部静脈血栓症、肺血栓寒栓症、エコノミークラス症候群と診断されたことがある方は硬化療法や血管内治療によって新たな血栓が誘発される可能性が高いため、基本的に治療を受けることができません。同じく、ホルモン剤やステロイド剤を服用している方も静脈に血栓ができやすくなっているので、服用中は硬化療法や血管内治療ができません。しかし、過去に服用していても服用を中止して1ヶ月以上経つ方は大丈夫です。ホルモン剤やステロイド剤の服用の中止については主治医と相談が必要です。


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