高周波治療の最新機器「クロージャーファースト」

2014年に下肢静脈瘤の新たな血管内治療として日本で認可された高周波治療は、従来の高周波治療を改良した最新型の治療機器「クロージャーファーストカテーテル」を使った治療です。高周波治療は静脈内に入れたカテーテルに高周波電流で熱を発生させ静脈を焼く治療方法ですが、「クロージャーファーストカテーテル」は一度に7センチずつ静脈を焼くことができます。そのため、治療が短時間で済み、むらなく均一に静脈を焼くことができます。アメリカで行われた臨床試験でも治療後の痛みや皮下出血、合併症等が非常に少なく、波長1470nmのレーザーとほぼ同じ結果が出ており、体にやさしい治療法です。