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血管ドックと下肢静脈瘤

血管ドックとは?

血管ドックは、動脈硬化の指標とされる血管の硬さを調べたり、血管を検査することで大動脈瘤や心疾患など、いわゆる血管病を早期に発見するために行われます。動脈硬化は進行すると血管のしなやかさが失われ、血管壁にコレステロールなどがたまり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高くなります。

血管ドックの検査項目

では、実際に血管ドックではどのような検査が行われるのでしょうか? 各医療機関で若干の違いはありますが、基本的には、身体測定、血液検査、心電図検査、動脈硬化検査、超音波検査(頸動脈・腹部・心臓など)、 CT検査などが行われます。血管ドックの費用は保険が適用になりませんので全額自己負担です。医療機関によってその金額は異なりますが、一般的な血管ドックの費用は数万円ほどでしょう。

血管ドックで下肢静脈瘤は見つかる?

血管ドックは、主に動脈に異常はないか調べる検査ですから、血管ドックを受ければ、必ず下肢静脈瘤が見つかるとは言えません。しかし最近では、従来の検査項目にプラスして、下肢静脈瘤の超音波検査を実施している医療機関もあります。血管ドックは、病気の早期発見、突然死の予防などメリットが多い検査ですから、下肢静脈瘤かどうか不安に感じている方は、血管ドックを受けてみてもよいでしょう。


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