アーカイブ

カテゴリー

下肢静脈瘤の問診では何を聞かれる?

問診表に記入する内容

下肢静脈瘤の疑いがあり医療機関で診察を受ける際には、問診でどのようなことを伝えればよいでしょうか。 最初に記入する問診表には、名前や住所、年齢、職業を記入する欄がありますが、そのほかにも、どのような異常があるのか、どのような症状で悩んでいるのか、過去に大きな病気をしたことがあるか、現在かかっている病気、通院や服薬の状況、注射や薬にアレルギーがあるか、などを記入します。過去の病歴や服薬状況を正確に伝えるにはお薬手帳が役立ちますので持参しましょう。

 

医師から質問される内容

診察室では、問診票に記入した内容をもとに医師が質問します。このときに医師にわかりやすく答えることが大切です。正しい診断のためにも、気になっている異常や悩んでいる症状など、積極的に情報を提供しましょう。例えば、下肢の血管が太くなったり、ボコボコとしたコブのようになったのは、いつ頃だったのか、重だるさや痛みがあるかどうか、その自覚症状はいつごろから出たのか、他にも気になる症状があれば忘れずに伝えましょう。

 

情報提供は診断の手がかりに

下肢静脈瘤は遺伝も関係する病気ですから、問診では医師から、家族に下肢静脈瘤を患った人はいるかどうかの確認もあります。また、仕事の内容や、普段どのような生活をしているのかも聞かれます。患者さんからの情報提供は医師が診断する手がかりとなるため、きちんと答えることはとても重要です。


pagetop