下肢静脈瘤の治療費

健康保険適用になる下肢静脈瘤の治療

下肢静脈瘤でお悩みの方にとって、治療を受けたときに費用がどれくらいかかるのか、とても気になるところだと思います。下肢静脈瘤の治療は硬化療法、手術、血管内治療のいずれも保険適用となっています。また、初診料や再診料、検査料、薬代なども保険適用となっていますが、弾性ストッキングはリンパ浮腫や静脈性潰瘍の治療を除き、保険は適用されません。

下肢静脈瘤の治療費の目安

例えば、健康保険が3割負担の方が下肢静脈瘤の治療を受けると、どれくらいの費用になるのでしょうか？下肢静脈瘤の硬化療法は約1万2千円、ストリッピング手術、レーザーや高周波、グルーによる血管内治療は約5万5千円が目安となります。さらに必要に応じて検査料、薬代なども加算され、日帰り手術か入院かでも金額が違ってきます。治療費は各医療機関によって多少異なりますので、トータルでかかる治療費や詳細を知っておきたい方は、受診する医療機関に問い合わせてみるとよいでしょう。

弾性ストッキングは保険適用？

下肢静脈瘤が軽症の場合は、圧迫療法などの保存的治療を行います。圧迫療法で着用する弾性ストッキングは、症状によっては健康保険適用になるものもありますが、基本的には全額自己負担で購入することになります。 弾性ストッキングの価格は商品の質や性能によって異なり、安いもので3000円から5000円で販売されています。