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軽症の下肢静脈瘤は放置?治療?

軽症の下肢静脈瘤とは

軽症の下肢静脈瘤とは、直径1ミリ未満の毛細血管がクモの巣のように見えるクモの巣状静脈瘤や、直径3ミリ未満の静脈が青い網目のように目立つ網目状静脈瘤です。これらの下肢静脈瘤が起こる原因として、遺伝や妊娠・出産、肥満、そして立ちっぱなしなどの職業があげられます。クモの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤は、症状はありませんし、進行もしないので、見た目が気にならなければ治療の必要はありません。しかし、伏在型静脈瘤の初期症状の場合もあるので、心配な方は一度専門医を受診しましょう。

軽症の下肢静脈瘤の治療法

軽症の下肢静脈瘤の治療には、静脈に薬剤を注入し閉塞させる硬化療法、または皮膚レーザー照射療法が行われています。皮膚レーザー照射療法は保険が適用されず治療費が比較的高額です。美容皮膚科や形成外科で治療を行っていることが多いようです。

軽症ならセルフケアを

軽症の下肢静脈瘤の方は長時間、座りっぱなしや立ちっぱなしの作業を減らしたり、仕事の合間に立った状態でかかとの上げ下げなどの軽い運動をしましょう。ふくらはぎの筋肉が刺激され下肢の血液を押し上げることで下肢の静脈圧が下がります。市販の圧迫圧の弱い着圧ストッキングを履いたり、足を下から上へマッサージするなどセルフケアをするとよいでしょう。


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