下肢静脈瘤のセルフチェックリスト

下肢静脈瘤を自分で見つけるには？

下肢静脈瘤を発症している場合は、典型的な症状があったり、見た目の異常が現れるので、足をきちんと観察すれば自分で見つけることが可能です。ここではセルフチェックに使える9項目をご紹介しますので自己診断してみてください。このうち当てはまる項目が2つ以上あれば下肢静脈瘤の疑いがあります。

下肢静脈瘤セルフチェックリスト

①足が重だるく、立っているとすぐに疲れる、②立っていると足がむくむ、③就寝中や朝方によくこむら返りが起こる、④ふくらはぎが熱く感じることがある、⑤脚にかゆみや湿疹がある、⑥脚にクモの巣のような細い血管が見える、⑦下肢の血管がボコボコとコブのように浮き出ている、⑧脚の皮膚が茶褐色に変色している、⑨脚にできた傷が治りにくい

症状が気になる方は専門医の受診を

セルフチェックリストの該当項目が2つ以上で下肢静脈瘤の疑いがあるとしているのは、ほかの疾患でも同じような症状や外見的な異常が見られるからです。例えば、足の重だるさは腰部脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症でも起こることがありますし、湿疹やこむら返りは単なる皮膚病の場合があります。このセルフチェックリストは自己判断の目安になるものですが、該当項目が1つであっても心配な方は下肢静脈瘤の専門医を受診しましょう。