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細い静脈に起こる側枝型静脈瘤

側枝型静脈瘤とは?

側枝型静脈瘤は、太い血管(伏在静脈)から枝分かれした直径2~3ミリの側枝静脈で起こる静脈瘤です。多くは、穿通枝という深部静脈とつながる細い静脈の弁が壊れて血液が逆流することで徐々に静脈が拡張します。伏在型静脈瘤のようにボコボコとしたコブのように血管が大きく膨れ上がることはあまりありません。

側枝型静脈瘤の症状

側枝型静脈瘤は細い血管で起こっているので、血液の逆流量が少なく、かつ静脈瘤が起こる範囲が狭いため、症状は無いか、軽いのが特徴です。伏在型静脈瘤のようなむくみや重だるさなどの強い自覚症状は少なく、まれに湿疹が起こります。

側枝型静脈瘤の治療法

では、側枝型静脈瘤はどのような治療を行うのでしょうか。側枝型静脈瘤では、伏在型静脈瘤のように手術は行いません。無症状であれば何も治療せず経過観察するか、医療用弾性ストッキングを着用する圧迫療法などで対処します。湿疹ができたり、見た目が気になる場合は、血管内に硬化剤を注入する硬化療法が行われます。


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