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減塩・減量・便秘解消で症状改善

塩分のとりすぎに注意

塩分のとりすぎは高血圧やむくみの原因にもなり、下肢静脈瘤の症状の悪化につながりますから、毎日の食事に含まれる塩分には気を付けたいものです。例えば、カップ麺や、梅干し、たらこなど塩漬け品を食べる回数を減らしたり、しょうゆやソースはかける量を減らしたり、できることから心がけていきましょう。味が物足りない方は、だし、スパイス、酸味を効かせたメニューがおすすめです。

摂取カロリーを少しだけ減らす

肥満は下肢静脈瘤の発生リスクの一つです。ダイエットは難しいとしても、食べる量を少しだけ減らすのは続けやすいのではないでしょうか。体脂肪1kgを燃焼させるには約7000kcalのエネルギー量が必要ですから、毎日の食事の量を100kcalだけ減らすと、2カ月ほどで1kgを減量できることになります。ご飯なら茶碗半分、ビスケットなら3~4枚、ビールなら250mlが100kcalに相当します。また、早足でのウォーキング30分程度も100kcalを消費できます。運動+食生活改善でさらに効果が期待できます。

野菜を食べて便秘解消

便秘の方は、硬い便を出すときのふんばり(腹圧)が下肢静脈瘤の悪化を招きます。便秘解消のために食物繊維やポリフェノール類が含まれた野菜をたっぷり食べましょう。ポリフェノールとは、植物に含まれる色や苦み、渋みの成分で、血液の流れをよくする働きが期待されます。ゴボウ、紫キャベツ、パプリカ、ピーマン、春菊、レタスなど、特に色のついた野菜にはポリフェノールが多く含まれています。


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