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ぬるめの長湯でむくみを改善

お風呂で血液循環を促進

下肢静脈瘤の症状、足のむくみは38〜40℃ぐらいのぬるめのお湯にゆっくりつかり、全身の血液循環をよくすることで改善します。シャワーだけで手軽に済ませるのではなく、一日の疲れをとるためにも、お湯につかることをおすすめします。ぬるめのお湯で入浴すると、副交感神経が働いて筋肉の緊張をゆるませ末梢血管がひろがり、全身の血液循環がよくなります。下肢静脈瘤の不快な症状の原因となっている老廃物をためないためにも血液の流れをよくすることが大切です。

むくみを改善する入浴方法

体が温まる、体に水圧がかかる、この二つが足にたまった血液を心臓へ戻りやすくします。むくみを改善する入浴方法は、①温度はぬるめ(熱い湯につかると末梢の血管が収縮し血液の流れが悪くなります)。②湯量は少なめ(水圧効果を利用するには全身がお湯につかるより、湯量が少なめの半身浴がより効果的です)。③マッサージしながらゆっくりつかる(下から上へと足をゆっくりさする程度でOK)。④足は伸ばすか少し上へ(ひざを立てずにまっすぐ伸ばすと足の血液が流れやすくなります)。

入浴後に静脈瘤が目立ったら?

お風呂で身体が温まると血管が拡張し下肢静脈瘤が一時的に目立ち、火照ってジンジンすることもありますが、これは一時的なもので静脈瘤が悪化したわけではありません。入浴中に足をマッサージしたり、お風呂から出た後は足を高くして休んだり、むくみをとる体操をすると元の状態に戻ります。入浴後、体操してからの就寝がおすすめです。


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