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寝る前の体操で下肢静脈瘤を改善

寝る前の体操を日課に

下肢静脈瘤の方は、夕方から夜にかけて血管のボコボコが膨らんで目立ちやすくなり、下肢静脈瘤による不快な症状も強くなります。そこで、寝る前に足に溜まった血液をしっかり心臓へ戻しておくことが大切です。横になっている状態は、心臓と足の位置がほぼ同じ高さになり、足で滞っていた血液が心臓へ戻りやすくなりますので、寝る前にベッドや布団で簡単な体操をすると下肢静脈瘤の予防や症状改善につながります。就寝前の体操を日課にすれば、毎朝、足がスッキリとした状態で目覚めることができます。

寝る前体操:①足首運動

布団の上で仰向けになり、両足を肩幅ほど開き、足を延ばし、リラックスした状態で両手は体の横に置きます。このまま、両足同時または片足ずつ、つま先を立てたり伸ばしたり、前後に10回ずつ動かします。次に、足首を外側にグルグルと5回まわし、同じように内側に5回まわします。

寝る前体操:②ゴキブリ体操

次に、両手両足を天井に向けて上げ、手足の力を抜いた状態で、両手両足を小刻みに振動させるように小さくゆすります。30秒から60秒続けたら少し休憩し、合計3セット行いましょう。ゴキブリがひっくり返ってジタバタしている様子に似ていることからゴキブリ体操と呼ばれます。格好は悪いですが、非常に効果的です。

寝る前体操:③自転車こぎ

次は、仰向けから両足を上げ、足を互い違いにグルグルと自転車のペダルをこぐように10回、休憩を入れて3セット行います。寝る前以外にも日中、横になって休む時間があれば、積極的にこれらの体操を行ってください。


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